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クリアまでプレイしたゲームの感想を置いてます

英雄伝説 黎の軌跡(クロノキセキ)

■2022.06.25 更新

■軌跡シリーズの最新作でありつつシリーズ未経験者の入門用としても最適の作品。
従来のシステムからの大幅な変更もありシリーズ経験者も新鮮な気持ちで楽しめる作品。
でも一番はやっぱりシリーズ未経験者が楽しめる内容になっている作りなところ。
軌跡シリーズファン、増えてくれ・・・!

PS4「英雄伝説 黎の軌跡」ショートPV

タイトル名:英雄伝説 黎の軌跡(クロノキセキ)
パッケージ

発売日:2021年9月30日
ジャンル:ストーリーRPG
プレイした機種:PS4
クリアまで:95時間(通常より遅めプレイ)
プレイ期間:2022年初頭
レビュー日:2022/06/25

result 総評

・内容を一新してシリーズ未経験者が手を出しやすい作品に
長年続いているシリーズだけど今作では大きく内容をリニューアル。
世界観は同じだが主人公や舞台を一新。
アクションとRPGをシームレスに切り替えて進む戦闘システムは新しさを感じさせつつゲームのテンポが良く好印象。
特に雑魚戦をアクションで素早く処理できるのが快適。ボス戦は手応えのあるRPGを楽しめるので内容にメリハリもある。

ジャンルに「ストーリーRPG」とあるだけに今作から登場する新キャラだけでもかなりの数が存在し、しっかりした世界観の作り込みを味わえる。単品作品として完結するものではあるけど細かい部分で過去作の要素が散りばめられていてファンはニヤリとする楽しみもあるがおまけ程度なので今作からプレイする人でも問題なくプレイできる。

正直軌跡シリーズを長年プレイしてきた自分としては過去作との繋がりが薄いのがちょっと残念ではあったけど、逆に言えばシリーズ未経験の新規プレイヤーに最適な作品ではあるのでむしろこれでよかったと思った。軌跡シリーズを始めるならこの作品からがオススメ。


・・・ちなみに、序盤がプレイできる無料体験版がPSストアからダウンロード可能となっています。
体験版のセーブデータはそのまま製品版で使用可能なので購入を検討してる方はぜひダウンロードしてみてください。(宣伝)

good 良かったところ、気に入ったところ

・軌跡シリーズ未経験でも楽しめる内容
かなり長寿のシリーズなので手が出しにくい作品だったけど今作は主人公が完全新キャラ。メインの登場人物もほとんどが新キャラ、世界観は継承してるけどいままでほとんど描かれて無かった地方が舞台なので予備知識無く楽しめる。軌跡シリーズ入門用としても最適。

・戦闘システムが独特
RPGでよくある「コマンドバトル」とアクションゲームのような「フィールドバトル」の2種類の戦闘システムを切り替えてゲームを進めていくのがこのゲームの特徴。モードの切り替えもワンボタンでスムーズに切り替え可能。簡単な流れを言うと雑魚戦はアクションみたいに直接殴ったり敵の攻撃をタイミングよく回避して倒していく。ちょっと強めの雑魚はちょっと殴ったあとに敵がスタン状態になったのを確認して有利な状態からRPGモードへ移行してRPGモード限定で使える強力な技で倒す。ボス戦は最初からRPGモード固定、というのが基本の流れ。

アクションモードは簡易的な攻撃しかなくRPGモードはキャラ固有のスキルを使えるので両方のシステムをうまく使っていくことで戦闘をスムーズに進めることが出来る。

特にアクションモードは雑魚を短時間で倒せるのでかなりゲームのテンポ向上に貢献してる。

・豊富な登場人物
ジャンルが「ストーリーRPG」というだけあって登場人物の数が多い。ちょい役を含めば軽く100キャラを超える。ちょい役でも固有のキャラモデルだったりストーリーの進み具合によって会話が変化したりとメインストーリーとは関係ない部分でも細かい変化があってついストーリーが進むごとに街中を駆け回ってキャラの会話を聞きまわるってしまうのも楽しい。この楽しみ方は信者確定かもだけど。

・アップデートで60fpsに対応
発売当時は30fps固定だったけどアップデートで可変60fpsモードが追加になった。
自分はPS5でプレイだったけど60fpsモードでもほぼ処理落ちは無かった。

bad 悪かったところ

・フルボイスじゃない
メインストーリーですらフルボイスではなく、メインキャラ同士の会話でもボイスありのキャラとボイス無しのキャラの会話が頻繁に入ったりして物語への没入感を下げているのが残念。声優の重複も多くメインキャラの声優が多くのちょい役の声優を兼任している。これは軌跡シリーズ共通の問題で、もしこの作品から軌跡シリーズをプレイしようと思っている人は注意。

・シリーズファンへのサービスは少なめ
新規も楽しめるように作られた作品なので過去作のキャラは登場するものの少なめ。そういう前作との繋がりを期待するファンには少々物足りないかもしれない。とはいえ過去作との繋がりもゼロじゃないので、少ない繋がりを見つけてニヤニヤする楽しみは可能。

・分岐システムが少し物足りない
クエストをこなすことで増減するポイントの結果によって物語後半の一部展開が分岐するんだけどほぼおまけ要素。分岐するといってもほんとに短時間の展開が変化するだけなので期待したものとは少し違った。

・アクションモードのみでゲームを進めることはできない
アクションモードの敵が繰り出す回避不能攻撃をくらうと強制的にRPGモードに切り替わったり、基本アクションモードはダメージが低かったりとRPGモードへ誘導するような作りなのでずっとアクションを楽しんでクリアするようなプレイは出来ない。

その他 気になったところ、雑感、補足

・メインは戦闘よりは物語
軌跡シリーズのメインはストーリーを楽しむ部分なので他のRPGと比べると街での探索、クエスト消化パートが多めの作り。
バリバリRPGの戦闘が楽しみたい人は注意。とはいえ戦闘自体は歯ごたえアリ。

・アクションモードでもボス戦が出来るようにしてほしかった
まあそうなると完全にアクションRPGになっちゃうからもう一本ゲームを作るようなバランス調整が必要かもしれないし手間がかかって無理なのかな・・と思いつつも続編に期待・・・。

オスス どういう人にオススメできるのか

・軌跡シリーズをプレイしたことが無い人
・軌跡シリーズに興味があるけどどれからプレイしたらいいか迷ってる人
・ストーリー、キャラクター重視のRPGをプレイしたい人