ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~
■2025.08.11 更新
■錬金術を題材としたアトリエシリーズ最新作。過去シリーズで何度か取り入れられたことがあるオープンワールド要素だけど今作はすべてのマップが繋がっている完全なオープンワールドゲー。ストーリーもシリアス度高めで一風変わったアトリエシリーズとして楽しめる。あとはレイニャがかわいい。
『ユミアのアトリエ』ローンチトレーラー
タイトル名:ユミアのアトリエ ~追憶の錬金術士と幻創の地~
発売日:2025年3月21日
ジャンル:錬金術RPG
プレイした機種:PS5
クリアまで:70時間
プレイ期間:2025年7月~8月
レビュー日:2025/08/11
錬金術士が滅亡した国を冒険するオープンワールドRPG
こんどのアトリエはアクション要素ありのRPGをオープンワールドで楽しめる内容。
錬金術士の主人公が滅びた国を探索して行く今作。錬金術士とは何か、なぜこの国は滅びたのかを徐々に明らかにしていくシリアス感高めの王道RPGなストーリーが楽しめる。キャラクターは相変わらずかわいいのでそこは最近のアトリエシリーズ同様。
探索するフィールドマップはすべてが繋がったオープンワールドになっていて広大なマップの探索が可能。マップ探索自体はストーリー展開と直接関係無いものが多いが、広大なマップを探索することでアイテム作成に必要な素材、探索が快適になるアイテム等が手に入ることでついつい探索に足が向いてしまう作りが良い。探索することで探索が快適になるというオープンワールドとしての基本を押さえた作りでしっかり楽しい。
戦闘はコマンド戦闘にアクション要素をプラスした内容。特に防御面にアクション要素が強く、敵の攻撃に合わせてタイミングよくパリィやジャスト回避することが出来るのが特徴。戦闘のみだが操作キャラの変更も可能で各キャラクタの多彩なアクションを楽しめてヨシ。いろんなモーションがあるので見てるだけでも楽しさある。戦闘のバランスは錬金術で作れる装備があまりにも強すぎて整ってない感あるけど高難易度へ変更も可能なのでそこらへんは好みで選んでいく必要あり。
操作性等の細かい部分に若干の不満はあるもののアトリエシリーズとして本格的なオープンワールドが楽しめるしレイニャがかわいいのでOK。ぜひアプデでユミア以外のキャラで探索が出来るようにしてほしい。レイニャで探索したい。お願いします。有料でもいい。
・本格オープンワールドが楽しめる
ゲームとしては広大なマップを探索してストーリーを進めることで探索範囲を広げて、さらに探索を繰り返してクリアを目指すといった内容。本作の題材となっている錬金術の素材はマップのいたるところに設置されていて、採取することで多彩な装備品アイテムが作成できるようになりゲームを有利に進めることが出来るので自然とマップを隅々まで探索してしまう。クエストを進めるための目的地に向かっているのに気が付いたら素材採取に夢中になって目的地と全然違う方向へ行ってしまい、ここどこ?となるのは日常茶飯事。そういう寄り道をした先には大抵ご褒美が用意されているので寄り道が一生やめられなくて困る。といったオープンワールドゲーとしての楽しさはしっかり用意されていて、サクサククリアを目指して進めるか、探索を納得いくまで進めてから先へ進むか、どちらのプレイスタイルで楽しむか悩ましいのも良い。
・アクション性のあるコマンド戦闘
戦闘はコマンドバトルにアクションを組み合わせたような作り。自分が操作するキャラ以外はオートで行動、自キャラと敵が同時に動く中、敵の攻撃に合わせてガードやパリィを入力するセミオートアクションな操作性が特徴。戦闘は主人公のユミア以外も操作可能、攻撃モーションは豊富で見ていて楽しい。戦闘開始から終了までのテンポも良くオープンワールドに合わせた作りになっているのも良し。
・廃墟探索たのしい
滅亡した国が舞台となるので基本廃墟を探索することになるのでそういうのが好きな自分としては楽しかった。荒廃した舞台を探索していくことで国はなぜ滅びたのか、滅びた世界に暮らしていた人たちはどういう生活をしていたのかを徐々に明らかにしていくストーリー展開はアトリエシリーズとしてはシリアス雰囲気高め。マップを隅々まで探索することで手に入るテキストは見なくてもクリアには関係ないが世界観を補完してくれるのはオープンワールドのジャンルとかみ合っててヨシ。
・ボリューム多め
プレイしてクリアまでかかった時間は約70時間だったけど、後半は駆け足で進行してまだまだやり込み要素を残してのクリアだったので実際のボリュームはさらに多め。今後有料DLCでマップが追加される予定もあり。
・レイニャがかわいい
レイニャがかわいい
・錬金術で簡単に強い装備が作れる
今作の錬金パートで作成するアイテムは装備品がメインで、作成することで戦闘が有利になったりオープンワールドが快適になったりする。錬金パートの画面は一見複雑に見えるもののやってみると意外とシンプルで、ある事実に気づくとほとんど同じパターンでアイテムを作成することになるのでここは評価が分かれるところかも。要するにどんな装備品、アイテムも簡単に強く作ることが出来る。
・錬金術が強すぎて戦闘の難易度に影響あり
錬金で簡単に強い装備品が作れることによって戦闘の難易度が崩壊。パリィや回避で豊富なアクションが楽しめるのがこのゲームのウリの一つなんだけど、相手の攻撃を無視して攻撃ボタンを連打するだけで敵が倒せてしまいゲームのウリが吹き飛ぶ。戦闘の難易度はいつでも変更可能なので難易度を上げればある程度解決する問題ではあるけど、デフォルトの難易度でそれなりの歯ごたえのあるバランスが味わいたかった。ちなみにおすすめ難易度はベリーハード。
・探索時の操作キャラはユミアのみ
オープンワールドを探索する時間がプレイ時間で一番長いので他のキャラも操作したかった。たとえばレイニャとか。
・フレームレート
PS5版にはパフォーマンスモードとクオリティモードがあるけどどっちでやってもフレームレートは60fps安定だった。画質優先のクオリティモードで60fps出るのは意外と珍しい。
・かわいいキャラでオープンワールドが楽しみたい人
・かわいいキャラで廃墟探索が楽しみたい人
・一風変わったアトリエシリーズがプレイしたい人