購入し、プレイしたならGAME REVIEW

クリアまでプレイしたゲームの感想を置いてます

HUNDRED LINE -最終防衛学園-

■2025.06.28 更新

■「ダンガンロンパ」シリーズ作成スタッフ最新作。とにかく異常なレベルのボリューム。アクションゲームとかでのやり込みでプレイ時間が延びるっていうのはあるけどこのゲームはすべてのシナリオを楽しむだけでも三桁時間かかるとんでもない物量。とにかくネタバレを踏む前にプレイしてほしい作品。このレビューもこれ以上読まずにとにかくゲームを早くプレイしてほしい。

『HUNDRED LINE -最終防衛学園-』ストーリートレーラー

タイトル名:HUNDRED LINE -最終防衛学園-
パッケージ

発売日:2025年4月24日
ジャンル:“極限”と“絶望”のADV
プレイした機種:Switch
クリアまで:35時間(1周目クリア)
プレイ期間:2025年6月
レビュー日:2025/06/28

result 総評

本編と続編と外伝とファンディスクが楽しめる完全新作ADV+SLG
「ダンガンロンパ」「コードレイン」製作スタッフ最新作。絶望感強めの世界観はどちらかといえばダンガンロンパに近い今作。

100日間生き抜き人類を救うという目的でストーリーが進む。しょっぱなから独特な設定と謎だらけのストーリーがめちゃくちゃ濃いキャラクターたちで展開。徐々に謎が明らかになっていくストーリーは目が離せない展開の連続で辞め時が無い。合間合間に挟まる敵との戦闘はシミュレーションバトルで、ほど良い難易度かつ緊張感もあり物語の良いアクセントになっている。

そしてこのゲーム最大のウリともいえるのが「100種類のエンディング」があるということ。単に結末が100あるのではなく全く異なるストーリーがいくつかありそこからさらに分岐して最終的に100の結末を迎えることが出来るという超変態仕様。そのストーリーは様々でまず本編といえる一週目のルートがあり、そこから派生したある意味続編といえるルート、本編とはまったく毛色の違うルート、緊張感のある本作だがギャグ色の強いルートもあり、明らかにこれ1本のゲームとして売るのおかしくない?っていうレベルのボリューム。あまり内容に触れるとアレなのでプレイ時間だけ言うと1周目で35時間、2周目からの周回プレイで合計100時間以上余裕でかかる。作り込みが頭おかしい。

あまりにも長すぎるボリュームなのでプレイ中にちょっとした矛盾やルートごとの物語に対して好みが分かれてしまう点など、気になる瞬間はあるものの、圧倒的物量の前にはそんなのささいなことだし主軸となるメインルートはしっかり面白いしで結論としては大満足。まだ全エンディング見てない状態でこれを書いているので引き続きこのゲームの沼に浸かっていく予定。やべぇぞこのゲーム。

good 良かったところ、気に入ったところ

・先が気になりすぎる物語
ジャンルはADV+SLG。絶望感漂う独特な世界観、個性強めなキャラクター群、徐々に謎が明らかになっていくストーリー展開、とにかく先が気になり辞め時が無い。プレイを前向きに考えている人はとにかくこのゲームについてネットで調べたりせずネタバレを踏まないように気を付けて生活してほしい。なるべく早めにプレイしたほうがいい。

・とてつもないボリューム
ゲームのウリの一つとして「エンディングが100種類」というのがあってこれがヤバイ。エンディングが多いってただ最後がちょっと変わるだけなんでしょ?と思ってたら全然そんなことなく、まったく違う展開の物語が複数用意されていてそれがまたいくつも枝分かれしていく感じでシナリオのボリュームが異常。100エンドというか100ルートのほうがしっくりくる。ひとつのゲームに入ってる量のボリュームじゃない。

・ほどよい難易度のSLGパート
ストーリーの合間にあるSLGパートは簡単すぎず難しすぎずのほどよい歯ごたえ。一見難しそうなマップでもシステムと各キャラの性能を把握することでクリア出来るよう作られている。ストーリーが緊張感の連続なのでどっちかといえば息抜きみたいな感じで楽しめる。戦闘もいいけどやっぱりストーリーの先が気になる・・・という人には難易度を下げたり、周回プレイでは戦闘スキップも用意されていてうれしい。

・周回用のスキップ機能あり
フローチャートがあるので一度通ったルートであれば分岐直前から再開できるので周回プレイも安心。戦闘もある程度スキップ出来るので物語に集中できるのもヨシ。

bad 悪かったところ

・ボリュームが多すぎるゆえの弊害あり
ルートによってシナリオ内容が大きく違い、多彩なシナリオ展開が楽しめて良い反面すべてのルートが等しく楽しめるかと言ったらそうじゃない可能性もある。ザックリ言うとダンガンロンパが好きな人がダンガンロンパっぽいシナリオを期待しながらプレイすると、プレイしたルートによっては「これダンガンロンパぽくないな・・・」っていう感想が出てくることはあると思う。これはシナリオライターが事前に発表されていた二人とは別に数人参加しているらしくそれが原因っぽい。そのことに最初はちょっと戸惑ったものの実際にプレイしていけば各ルートごとに独特の面白さがあるし、最も主軸となるルートはメインのシナリオライターがしっかり担当しているので安心。各ルートごとに別物として楽しんでいくのが重要だと感じた。

・暗めな物語が苦手な人は注意
まあこの暗さがむしろ良いんだけど。それでもやっぱり暗かったり異常な世界観の作品を長時間プレイしてると、面白ければ面白いほどしんどいっていうジレンマは実際にある。それだけ物語に没入できるっていうことでもあるんだけど。

その他 気になったところ、雑感、補足

・他のゲームではなかなか味わえないプレイ感
「こういうゲームは他ではなかなか無いな」って思えるゲームがごくたまにあるんだけど本作はそれに相当した。気になるゲームはなるべく発売日に買うようにしてるんだけどこういう作品を早く引き当てるためにやってるところある。久しぶりにこの感覚が味わえてうれしい。

オスス どういう人にオススメできるのか

・「ダンガンロンパ」シリーズが好きな人
・絶望的世界観が好きな人
・イカれたボリュームのゲームを求める人