購入し、プレイしたならGAME REVIEW

クリアまでプレイしたゲームの感想を置いてます

ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄

■2025.04.29 更新

■21年前の2004年にPS2で発売された「ファントムブレイブ」の続編。まさかの続編発売は発売当時プレイして楽しんだ身としては単純にうれしい。これプレイする前にディスガイア7を予習的にプレイしたけど普通にディスガイアシリーズへの興味が倍増して二度おいしかった。

『ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄』プロモーションムービー第2弾

タイトル名:ファントム・ブレイブ 幽霊船団と消えた英雄
パッケージ

発売日:2025年1月30日
ジャンル:やりたい放題RPG
プレイした機種:PS5
クリアまで:45時間
プレイ期間:2025年4月
レビュー日:2025/04/29

result 総評

まさかの「ファントムブレイブ」続編は新作としても楽しめる作品
約20年越しの新作発売で見た目もドット絵から3Dグラフィックへと大きく変化した今作。前作発売からあまりにも間が空きすぎて正直あんまり覚えてないことも多い状態でのプレイだったけど問題なく楽しめる内容だった。

シナリオは前作の続きで主人公は前作と同じマローネだけど舞台一新、新キャラメインでストーリーが展開していくので今作からのプレイでも安心。だからといって旧キャラが空気になるわけでもなくマローネとアッシュの新キャラとの絡み、ふたりの関係性を掘り下げる描写がしっかりあるのは前作経験者としてはうれしかった。今作の新キャラについても1キャラごとの掘り下げが深く、いろんなキャラがお気に入りになる作りが良い。ゲームが終盤に入ったことを感じるとなんかさみしくなってくる感じ最近プレイした「ディスガイア7」と通じるところある。

「ディスガイア」に似た部分はあるけど違う部分や改善、進化してる要素もある。たとえばシナリオパートでは3Dマップ上で3Dモデルを使って動きのある演出を表現してるので物語の盛り上がりがわかりやすい。最近プレイした「ディスガイア7」では2Dキャラ絵と背景のみで会話が進んでいくのでそれと比べると段違いに良くなってると思う、あれはあれで好きだけど。PS2時代の日本一ソフトウェアのゲームで見られた「ドット絵がグリグリ動くイベントシーン」が好きだったのでやっぱり物語が動く瞬間を動きで表現してくれるのはありがたい。

ゲームとしてはなんでもありなSLG。公式ジャンルはRPGだけどプレイ感はSLG。豊富なキャラメイク要素や独自の戦闘システムが多数搭載されていてディスガイアとはまた違ったゲームとして楽しめる。移動がマス目単位じゃなったり、アクションゲームみたいな自由な移動、敵に攻撃すると吹き飛んでいったり、出撃ターン数に制限があったりとシステムは多彩。難易度は稼ぎプレイ無しでほぼクリアまで楽しめるほど良い感じ。難易度設定もあるので自分に合った難易度で遊ぶことも出来る。クリア後は恒例のやり込みタイムもアリ。

自分は最近日本一ソフトウェアの「ディスガイア7」をプレイしてキャラ、シナリオが気に入ったのでこの作品もそれに期待してプレイしたら期待通りでかなり楽しめた。やり込みゲーをクリアまでのプレイで楽しむ、そういうのも全然あり。21年越しの続編なんだからせっかくだしこの際シリーズ化してください。待ってます。

good 良かったところ、気に入ったところ

・まさかの続編発売
まず発売から21年たってから続編が出るとは思ってなかったので当時プレイを楽しんだプレイヤーの一人として単純にうれしい。ディスガイアは続編がモリモリ出てるのになんでこっちは出ないんだろうとずっと思ってて実質あきらめてたところに続編発表は驚いた。

・続編、新作両面の楽しさあり
ストーリーとしては前作の続きではあるんだけど新しい舞台、新しいキャラを中心とした物語なので今作からプレイしても問題なく楽しめる。それに加えて前作からの主役であるマローネとアッシュの関係性を掘り下げるような展開があるのはうれしい要素。前作からのキャラはこの2キャラのみなので前作をプレイしてない人が疎外感を感じることもなく逆に前作に興味が湧いてくる作りになってるのも良い。当時プレイしたけど正直ほとんど覚えてない・・という人も安心。ソースは自分。

・クリアまでのプレイで満足度高め
ストーリーを進めるうえで取得できた経験値や武器だけでほぼクリアまでプレイ出来るのでSLGをほど良く嗜みつつストーリーを楽しめる。クリアタイムも45時間なのでストーリーのボリュームも十分。やり込み系ゲームではあるけどやり込まなくても満足度高めなところが良い。個人的にはもっとストーリーを楽しみたかったけどそれを言うとわがままになるか。

・「ディスガイア」に似てる部分違う部分両方あり
ぱっと見「ディスガイア」シリーズに似てるような印象がある今作。実際にプレイしてみると違う作りに気づく。ストーリーは明るい雰囲気はあるもののシリアス感強め。SLGのシステムは「ディスガイア7」と似た部分はありつつ、移動がマス目ではなくアクションゲームのような自由な移動が出来たり「コンファイン」をはじめとした独自システムも多く、ディスガイアとは違うゲームとしてしっかり楽しめる内容になっている。とはいえキャラやストーリー、豊富なキャラメイク要素はディスガイアと結構似てるのでディスガイアの雰囲気が好きであればそのまま楽しめる。一言で言えばシリアスなディスガイア。

bad 悪かったところ

・クリア後要素の一部にボイスがあったりなかったり
クリアまではフルボイスで楽しめるんだけどクリア後にプレイ出来る番外編的なシナリオで一部パートボイスになる。公式サイトの後日談の項目を見て、このキャラたちとのフルボイスの掛け合いが楽しめるのかとわくわくしたのでどうして・・・ってなった。キャラの会話が楽しいのがこのゲームの魅力の一つなのですべての会話をフルボイスで聞きたいと思ってしまうんだ。

・有料DLCシナリオに過去作のキャラ
本編に過去作のキャラがほとんど居ない代わりにDLCの追加キャラとしてちょっとしたストーリーとともに楽しむことが出来る。これ自体は良いんだけどストーリー中のボイスは過去作から流用したパートボイスっぽくて新規ボイスが無いのが残念。キャラとストーリーが楽しい作品は完全ブルボイスで楽しみたいんだ・・・日本一ソフトウェアさんたのむよ・・・。

・文章スキップ案内が紛らわしい
シナリオを読む直後に「シナリオをスキップしますか」って画面に出て「はい」「いいえ」の選択肢が出てるんだけどなんかゲームは「はい」を選ぶことで先に進む、みたいな先入観がしみついてるせいか、いつも「はい」を選択しそうになってちょっと焦る。実際1回スキップしてしまった。まあこれは自分だけの可能性も捨てきれないけど。

その他 気になったところ、雑感、補足

・堀内賢雄ボイスがいっぱい聞けてうれしい
最近で言えばアニメリゼロ3期のヴィルヘルムでの熱演が印象的だったけど意外と最近声を聴く機会が減っていて寂しい限り。なんだけどこのゲームでは堀内賢雄のボイスがいっぱい聞けてうれしかった。「ディスガイア7」では歌まで披露してくれたので日本一ソフトウェアの新作には堀内賢雄がほしくなってくるよね。

オスス どういう人にオススメできるのか

・ディスガイアの雰囲気が好きな人
・ファントムブレイブに興味がある人(プレイ未プレイ問わず)
・ストーリー、キャラに魅力のあるSLGがプレイしたい人