ストリートファイター6(格闘ゲームパート)
■2023.07.26 更新
■昨年35周年を迎えた「ストリートファイター」シリーズの最新作。
今作は格闘ゲームとしてではなくオープンワールドゲームも楽しめて大ボリュームな内容となっている。ので今回はその中の格闘ゲーム部分にしぼってクリアまでのレビューをしたいと思います。クリアとは言ったけど格ゲーに明確なクリアは無いので仮のクリア条件「ランクマッチを最高ランクのマスター到達までプレイ」をクリアと設定。そこまでプレイしての感想になります。オープンワールド部分は別タイトルといえるほどの内容なのでまた別の機会にレビューしようと思います。
『ストリートファイター6』アコレードトレーラー
タイトル名:ストリートファイター6(格闘ゲームパート)
発売日:2023年06月02日
ジャンル:対戦格闘
プレイした機種:PS5
クリア(マスター到達)まで:70時間
プレイ期間:2023年06月~07月
レビュー日:2023/07/26
・斬新なシステムが多く既存プレイヤーは新鮮!間口も広がりオススメしたい格ゲーNo.1誕生
近年の「ストリートファイター」といえば既存格ゲープレイヤーには「地上で落ち着いた立ち回りが重要」「むやみに攻めず画面をよく見るゲーム」「息苦し(略」というまじめ寄りな格闘ゲームという認識だったと思う。(個人差アリ)が今作は内容をガラリ変えその印象は薄くなっている。
今作から採用されたドライブシステムによって攻撃的なゲーム内容に変化、とにかく攻めることを重視したシステムでいままでのストリートファイターとは全く違うゲーム性になっている。ストリートファイター感はある程度残っているもののそこに固執するとうまくいかないことも多いので完全新作格闘ゲームと思ってプレイしたほうが楽しめそう。
操作方法をシンプルにした「モダンタイプ」によって格闘ゲームのコマンド操作が苦手だった人でも対戦まで短時間で行けるのも大きい。しかもただシンプルなだけでなくモダンタイプでしか出来ない動きみたいなものも多く存在。慣れてきたら既存のコマンド入力する操作方法へ移行するという必要は無くモダンタイプで成績を残すプレイヤー登場も期待出来る。既存の操作方法が「クラシックタイプ」という名称から新時代の格闘ゲームシーンの幕開けを感じる。これは、格闘ゲーム元年。
いままでオススメする格闘ゲームは?と聞かれても格闘ゲーム自体があまりお勧めできなかったけど今作がついにオススメできる格闘ゲーム第一号になりそう。格ゲー初心者への配慮が多め、人口が多い、ゲーム外でも動画サイトでの大会配信も定期的に開催とオススメできる要素が多い。人口については予想の何倍もあるのを感じるしここからさらに格闘ゲーム業界が盛り上がっていくことを期待せずにはいられない作品となっている。
・完全新規で作られたシステムが新鮮
ある程度過去作のストリートファイター、特に前作のスト5に近い内容ではあるものの実際プレイを重ねると新しい要素が多く、いままで発売された格闘ゲームと比べても類を見ないようなシステムが搭載されていてかなり新鮮味のある格闘ゲームになっている。
・ドライブシステム
ドライブゲージを消費することで使用できる「ドライブラッシュ」「ドライブパリィ」「ドライブインパクト」「オーバードライブ」「ドライブリバーサル」がこのゲームの特徴。どのシステムも強力で各種システムごとにドライブゲージを消費するんだけどゲージは満タンで試合が始まるので試合直後から派手な攻撃的な試合展開になりやすいのが面白い。既存の格ゲーで例えると開幕いきなりゲージバンバン使っていける感じ。とはいえ次に挙げる注意点もある。
・バーンアウト
ドライブゲージを使い切ってしまうと「バーンアウト状態」となってしまい、一定時間キャラが弱くなってしまうという要素がある。その状態のときはドライブシステムが一切使えなくなるのはもちろん「相手の攻撃をガードした時の硬直が増える」「必殺技をガードすると体力が減る」「画面端でドライブインパクトをガードすると気絶」などがあり要するにめちゃくちゃヤバい状態になる。このシステムの存在によってドライブゲージの管理が重要になってくる。強力なドライブシステムも使いすぎるとバーンアウトしてしまい攻めていたのにいつのまにか不利な状況に、ということも少なくない。
・ドライブシステムとバーンアウト
この二つがあることで既存の格ゲーとは大きく違ったプレイ感がある。プレイしていて新鮮なだけでなく試合を見るだけでもドライブゲージをバンバン使っていくと派手な演出で画面がにぎやかになりバーンアウトになった瞬間、あっやばいなっていうのがわかりやすいので試合を見るのも面白い。システムについては細かい部分を書くときりがないのでここでは割愛。
・トレーニングモードがすごい
豊富なメニューも魅力だが中でも新しいのが「フレームメーター」の存在。出した技の発生フレーム有利不利を数値で表示してくれたり、フレーム状況を可視化したメーターで見ることも出来る。これを元に攻めの組み立てが出来る。いままで外部の攻略サイトでフレーム情報を拾って情報を得ていたけどそれがゲーム内で確認できるだけでもかなり助かる。
・可能性を感じる新操作方法「モダンタイプ」
「モダンタイプ」は必殺技がワンコマンドで出せるようになる操作方法。攻撃ボタンは弱中強の3ボタンになりアシストコンボでボタンを連打するだけでコンボが出来たりと、いままで複雑だったコマンド入力を簡易化して格闘ゲーム未経験の人でもプレイしやすくした操作方法になっている。これがただ初心者が入りやすいだけで終わっていなく、コマンドが簡単なことで既存の操作方法である「クラシックタイプ」には出来ない「モダンタイプ」特有の動きが出来たりもするのが面白い。まだゲームが出て間もないこともありモダン、クラシックどっちがいい悪いの論争が続いてて今後の競技シーンでの使われ方にも期待。
・人口がハンパない
とにかく人が多い。ランクマッチで過疎を心配する必要は当分の間なさそうなのでとにかく対戦がしたい人は退屈しないと思う。
・特にないかもしれない
明確に悪いと言える部分はあまりないんじゃないかという印象。ゲーム性の合う合わないは格闘ゲームはどうしてもあるんだけどそれは人の好みで分かれるので良い悪いもないと思う。あえて挙げるとすれば今作はストリートファイターの新作だけど既存のストリートファイターらしさはあまりないというところ。そういうのを期待した人からしたら別物が出てきた感じはあるかもしれない。自分は完全新作として楽しんでる。
・クリアまでプレイ(マスター到達)の詳細
シルバーランクで開始、試合数は約1200、勝率は56%くらいでマスターに到達。ポイント増減によるストレスは他の格ゲーと比べても少な目に感じた。プレイ70時間のうち50時間はランクマッチ、20時間はトレーニングモード。
・バトルハブについては省略
オープンワールドモードとの絡みもあるのでそっちのレビューをしたときにまた書きます。
・新感覚の格闘ゲームをプレイしたい人
・人口の多い格闘ゲームをプレイしたい人
・いままで格闘ゲームをプレイしたことない人