英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-
■2023.03.01 更新
■軌跡シリーズ最新作。ストーリーは前作の続きから始まるので黎の軌跡1をプレイした人が楽しめる内容になっている。過去作のアーカイブ等である程度前作までの内容が分かる要素はあるものの、やっぱり前作をプレイしている人が楽しめる内容なので未プレイの人は前作からのプレイをオススメ。
PS5/PS4「英雄伝説 黎の軌跡Ⅱ-CRIMSON SiN-」ロングトレイラー
タイトル名:英雄伝説 黎の軌跡II -CRIMSON SiN-
発売日:2022年9月29日
ジャンル:ストーリーRPG
プレイした機種:PS5
クリアまで:74時間
プレイ期間:2023年01月~03月
レビュー日:2023/03/01
・楽しむには前作プレイ済前提ではあるが多い追加要素が楽しい続編
タイトルに2と付いてる通り「黎の軌跡」の続編。システムは前作をベースにいろんな部分に強化と改善が入っていて良し。アクションとコマンドRPGをワンボタンで切り替える戦闘システムも多数の追加要素でプレイがより快適に。プレイアブルキャラは前作から増加、RPGとしてのやり込み要素も多く搭載。軌跡シリーズの中では珍しくキャラ育成や稼ぎプレイが楽しめる内容になっていて新鮮。ストーリーは前作の完全な続きから始まるので前作をプレイ済前提の作り。ストーリーを完全に楽しみたい場合は2からのプレイはオススメできない。逆に言えば前作を楽しめたプレイヤーにとってはストーリーの続きが楽しめるのが単純にうれしい点。ストーリーのボリュームは少々すくな目(クリアまで約70時間)で内容も新規の物語というよりは前作までのキャラの掘り下げが多く、ストーリー内容としては黎の軌跡1.5って感じなのでそこは好みが分かれそうなところ。
前作は新規向けな作りが印象だったけど今回はストーリーは前作の続き、シリーズファンへのサービス多めな既存ユーザー向けの作品になっている。まあ2なので当たり前といえばそうなんだけど。とはいえ前作をプレイしているだけでもそこそこ楽しめるようになっているのでまだまだシリーズ新規向け作品・・・なはず。黎から入って他の軌跡シリーズへ触れるひともっと増えるといいな・・・。
・戦闘システムは前作をベースに追加要素あり
アクションとコマンド戦闘をシームレスに切り替えて戦う戦闘システムは前作同様。今作からの要素がいくつか追加され、ある程度アクションで敵にダメージを与えてからコマンド戦闘に移行することで戦闘を有利に進めることが出来るようになったのでアクションとコマンド戦闘をバランスよく使うことが重要なゲーム性になっている。自分でプレイした感想として感前作よりスムーズに戦闘がこなせる感じがあって良い。コマンド戦闘からアクションへもシームレスに移行できるのは地味だけど良い要素。
・ストーリーは既存キャラの掘り下げがメイン
前作は新しい主人公、新しい舞台での新しいストーリーが展開して終始新鮮な気分でプレイ出来た。今作はどちらかといえば前作に登場したキャラの設定を掘り下げるような展開が多め。前作に登場したキャラの前作では見れなかった面が見れるのは良い。それに加えて創の軌跡に登場したキャラもメインストーリーに絡んでくるので過去作のキャラが多めにストーリーに関わってくるのは前作と大きく違うところ。前作と比べるとシリーズファンへのサービスは多め。
・プレイアブルキャラが多い
ほとんどのプレイアブルキャラが最後まで使えるのが良い。軌跡シリーズでは期間限定でパーティに参加するキャラが多くて肝心な時にいなかったり最終的にパーティから離脱したりってことが結構よくあるけど今作に関してはそういうキャラはほとんどいないので安心。創の軌跡にあったストーリー無視してパーティ組める系ダンジョンもあり。
・追加要素が多い
戦闘システム追加、ミニゲームの追加、ゲーム内カードゲームがプレイ可能、やり込みダンジョン追加、キャラ育成要素追加(やり込みダンジョンをプレイすることで可能)などストーリーを楽しむ以外にもゲームとして楽しめる要素が大きく追加された。今シリーズにはあまり無い「稼ぎ要素」が充実していてある意味軌跡シリーズとしては新鮮。
・ダンジョン一回のボリュームが程よい
過去作と比べると今作のダンジョン一つごとのボリュームは軽め。ハイスピードモードも使うことでサクサク進めるのでプレイの快適さは大きい。
・ストーリーの全体ボリュームは少な目
軌跡シリーズとしてはストーリーの量は少な目かも。まあ70時間でクリアしてそういう感想がスッと出来てた自分がもうシリーズに慣れてしまってる部分は否定できない。
・前作、過去作をプレイした人向けの内容
前作は完全新作なので登場キャラほとんどが新規キャラだったけど今回は過去作からのキャラが多く、ストーリーにも関わってくるのである程度過去作をプレイしたほうがより楽しめる内容になってる。とはいえ過去作からの登場キャラにしては軽めだけど説明自体はプレイ中に入るので前作プレイのみでも一応楽しめる作りではある。
・分岐システム廃止
前作は選択肢によって変化するポイントの累計でストーリーが分岐する要素があった。前作の時点で途中の流れが変化するけど結末は同じってくらいの要素だったので今回はこの要素の強化を期待したけどむしろ廃止になってしまったのは残念。まあ続編ありきの作品だし分岐要素は扱いにくかったのかなぁと思う。
・アクションのみで進めるのは難しい作り
アクションモードで敵がスタンするまで攻撃>コマンドモード切替>連携攻撃、の流れが今回最高に快適なのでアクションモードのみで雑魚戦を楽しみたい!って思ってもやってみるとアクションモードのみだと敵を倒すのに時間がかかる印象でつらい。アクションとコマンドをバランスよく使っていこう。
・シリーズ中でもトップクラスの快適さ
戦闘システムが前作から改良されて短時間かつ爽快に雑魚戦をこなせるようになったのでダンジョンクリアもサクサク。ダンジョン一つあたりのボリュームも抑えめ。結果ストーリー進行がスムーズになっている。いつでもワンボタンでゲームスピードを変更できるのでストーリー進行以外を高速にこなすこともできる。全体的に快適な作りになっていて逆に「今回ボリューム抑えめかぁ?」っていう錯覚に陥ることも。実際自分がクリアした時今回はボリューム少なめだなぁって感想が出たけどプレイ時間見たら74時間だった。
・黎の軌跡1をプレイして面白いと思った人
・過去作をプレイし続けている人
・上の両方に当てはまる人