冤罪執行遊戯ユルキル
■2022.06.08 更新
■謎解きアドベンチャー+弾幕シューティングというめずらしいジャンル。片方がおまけなのかと思いきやどちらも本格的な出来で逆に笑ってしまった。どうしてこのジャンルを組み合わせたのか問いただしたい気持ちもあるが、ゲーム本編の豪快なストーリー展開に押されてそんな細かいことはどうでもよくなってくる。
【冤罪執行遊戯ユルキル】ティザームービー
タイトル名:冤罪執行遊戯ユルキル
発売日:2022年5月26日
ジャンル:冤罪脱出ADV&弾幕STG
プレイした機種:PS5
クリアまで:15時間
プレイ期間:2022年06月
レビュー日:2022/06/08
・謎解きADV+縦STGという謎の組み合わせを勢いでうまく融合した作品
基本は謎解きアドベンチャーゲーム。
部屋を調べてアイテムや手掛かりを入手しそれを使って謎を解いてストーリーを進めていくというまさにオーソドックスなアドベンチャーの流れが基本、そしてストーリーが盛り上がる場面になるとシューティングゲームが始まる。一見、頭がおかしいゲームに見えるがアドベンチャーの謎解きは本格的でストーリーも先が気になる作り、シューティング部分も開発にシューティングゲームを長年作ってきたスタッフを起用して単品の作品と見ても遜色ないというもの。
シューティング部分のBGMが良く、ストーリーの盛り上がりに一役買っていてボス戦なんてクライマックス感のあるBGMでストーリーを盛り上げてくれてもうこれはシューティングパート無いとダメだろという考えにプレイ中になってきた。
ゲームの勢いに押されて正常な判断が出来なくなってる可能性は否定できないものの、ちゃんとシューティング部分がアドベンチャーのストーリーとして組み込まれていて、ただ二つのジャンルを合わせただけのゲームではなく相乗効果を感じる作品になっていると感じた。
落ち着いて考えるといろんな疑問が湧いてくるが、そんな細かいことはいいんだよと思わせてくれる勢いのあるゲーム。
単純な面白さよりはいままでにない新鮮さを感じることが出来た作品だった。
・謎解きアドベンチャー+弾幕シューティングの組み合わせが新鮮
アドベンチャーゲームのストーリー展開の流れの中でシューティングパートになるんだけどちゃんとシューティングパートの最中もストーリーが続いてる。
最初はなんじゃこりゃってなったし最後までなんじゃこりゃって思いながらプレイしてたけどここまで来たら逆にアリだなみたいな感じになってきて普通のアドベンチャーゲームにはない刺激のある感じがクセになった。
・キャラの個性が強く愛着がわく
クセのあるキャラが多くキャラ同士の掛け合いも多いので感情移入もしやすい。登場キャラクター全員に見せ場があるのでお気に入りのキャラクターを見つけやすいのもいい。
・シューティングのクオリティが単品で売れるレベル
アドベンチャーパート中にプレイするシューティングパートは各ステージごとに決まった機体でのプレイになるんだけど、ゲームクリア後はシューティングパートのみをプレイできるモードが解放されて好きな機体で全ステージを通しでプレイできる。
ステージの数は多彩で選べる機体も複数あり機体ごとに性能も違い軽めだけど独自システムもあり難易度設定も出来てまさに一本の新作シューティングゲームとして楽しめる。
・シューティングパートのBGMが良い
何て言えばいいかわからないんだけどシューティングやってる人が聞けは「あーシューティングゲームのBGMっぽいなぁ」っていうBGMがちゃんと用意されてる。ボスのBGMも「あーボス戦っぽいなぁ」っていう感じ。テンション上がる感じのやつ。
・本編をクリアしないとシューティングがプレイできない
ゲーム本編の進行状況によってシューティングの選べるステージが増えていくのですぐにシューティングゲームのみを楽しむということは出来ない。
シューティングゲームをプレイすることが目的の人は注意。
まあこれはあくまでアドベンチャーありきの作品なのでしょうがないとは思う。
・アドベンチャーパートにバグが多い
自分がプレイ中にも何度もバグに遭遇した。中でも一番ひどいのが進行不能バグ。
ストーリー物なので何も情報を得ずにプレイを開始したのが裏目に出て詰みかけた。セーブデータをいくつか残してたので助かったがもし一つのセーブデータでやってたら詰んでた。今後修正パッチで直す予定らしいがとりあえずゲームをプレイする前に公式ツイッター等でパッチの情報確認推奨。
・シューティングパートを通しでやると一周が長い
ノーコンティニュークリアで1時間以上かかったので繰り返しプレイするにはちょっと重い。
・とにかく新鮮だった
複数のジャンルを組み合わせただけの作品なら結構存在するんだけど、そういうのはどうしても何かしらのクオリティの低さが目立って組み合わせた意味に疑問を持つ作品が多い傾向にある。けどこの作品は両ジャンルをうまく融合してどちらもクオリティが高い。こういう作品はなかなか無いので新鮮な気分を味わえた。新作ゲームでこういうのに出会えるのはすごくうれしい。
・アドベンチャー、シューティング両方好きな人
・キャラが濃くクセの強いアドベンチャーゲームがプレイしたい人
・ちょっと変わった刺激のあるゲームをプレイしたい人